オリンピックは中国のために行うものではない。

北京オリンピックの聖火リレー、中国の嫌な所を書き出したらEndlessで腱鞘炎になりかね
ないから一つだけ言うことにするが、各国で行われる聖火リレーの沿道で高々と中国国旗を
振りかざす行為が許せない。
そこはオリンピックの旗揚げるトコじゃねぇの？侵略しに来たんか？ただでさえ異様な光景に
輪をかけて醜さが増す。 今回オリンピックは中国で開催されるわけだが、決して世界が中国
のために行うものではない。どんだけ履き違えてんだかまったく。

平和の祭典と言いつつ政治的な要素が大きく絡む性質はさておき、そこで見事なまでに自己
中心的な政治的主張を活発に繰り広げるその様は厚顔無恥と言う他あるまい。協調性がなく
品位に欠けた国の実態がどんだけ世界レベルな国家に相応しくないかの全てを物語ってると
思ふのである。

各国で起きる市民同士の小競り合い、「中国はチベットの人権を侵害している！」と抗議する
チベット人に対して中国人はというと「チベットは中国の一部だ！」という反論する。
この台詞が「オメェ等チベット人はオレら中国の僕だろが！」と言ってるようにしか聞こえない
のは朕だけだろうか。いんや、そー言ってるよね確実に。
問題の発端としてはそれぞれの主張があるにせよ、これじゃ反論になってないし溝が埋まる
わけがない。ちなみにこの台詞を叫ぶ中国人は一人二人ではなく、全中国国民が持つ視点
なのだ。

一連の中国人の行動をナショナリズムという聞こえのいい言葉に置き換えていいならば
「日本人もちったぁ学べや」とも言いたくなるトコが、実態はどんなに世界的批判を浴びようとも
聞く耳すらもたず、他国を激しく非難することで国内の団結を図る未熟で独り善がりな本質。
共産党独裁政権の賜物である。

とにかく不愉快だ。
そして再確認させられたのは、世界中どの国にも相当数の中国人がおり、どこまでいっても
この思想の下にあること。政府に情報操作されている中国国内のみでなく、海外に住まう
中国人も一様に動く。脅威にすら感じる。

世界がこの危うい勢力に屈することがありませんように。