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ハッスル運転士の奇声ラッシュ  [日常全般]

東海道線、先頭車両の先頭席に乗車中なう。
始発である東京駅での発車待ち、朕が背中を向けるホームで奇声をあげる輩がおる。
甲高くハリのある大きな声ははんにゃの金田likeで、更にテンション倍増させた感じ。
語尾はやや長い。やんややんやと一人何を騒いでるんかと思いきや、ガチャコンッ バタムッ!
と運転室に入った。どうやらあの奇声は運転士による発車前の確認作業だったようだ。

そして間髪入れず今度は運転室の中で確認が始まる。「xxxよし!」「xxxよし!」
金属製の壁をものともせず車両全体に響き渡る程の奇声。そのチェックは止まらない。
一体何十項目あるんだろうか。掛け声の数を素直にカウントすりゃ、この扉の向こうには
ジャンボジェット級コックピットになっているのかと想像をかきたてる。
「発車前1糞!」「xxxよし!」もう既に3糞は続いてると思うがまだ1糞もやるんか...

そしてようやく発車の時を迎えたが、走りだしてもこのハッスル奇声は収まらない。
声はハッキリ過ぎる程聞こえるが、やたらとキーが高く勢いもあって半分も聞き取れない。
「制限!80!」「進行ぉっ!」と速度まで自分に叩き込んでやがる。
こりゃあ電車オタクが夢叶えちゃったパターンだな、なんて最初のうちは思ってたが、
もはやその域もぶっ越えてやがる。「進行ぉっ!」を連発。「xxxx!」「進行ぉーっ!」、
何とか何とかーとか言った続け様で「進行ぉっ!」を連発。駅に着くまでの減速中に
おいても「xxx進行ぉー!」、と発声したのは流石に間違えだろう。

 運転室.jpg
乗車して小一時間、朕はこうして寝ずに綴りながら辻堂に着こうとしてるが、ついに
この奇声が止むことはなかった。シャブ中・・・でしょうか。いいえ、コカインdeath。
人格が壊れてるってことじゃないと合点がいかない。彼はどこまでいくのだろうか。
「レッツ!出発!進行ぉー!」って言ってる。多い時は5秒に3回いってるよ。
何度聞いても「レッツ」に鹿聞こえないが、魔痔か?

辻堂駅。乗客は降りたトコで皆運転室を覗きこむ。なんともう一人車掌がいた。
運転士の試験だったと見る。なるほろ。だから必要以上にテンション上がってたのか。
結果はどうだったのでしょうか。あれで「進行ポイント間違い」とか「ハッスル不足」
で落とされてたら報われない。

(iPhoneにて現場中継。帰宅後編集)


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